VOL.12
CANの無線通信とコンテンツの連携
今回の試みは、CAN信号を無線で受信し、コンテンツと連携させる内容です。今までアペックスで実車改造案件のご依頼をいただいた際は、主にPCを使用し、有線でCAN信号を受信していましたが、今回は無線によるCAN信号受信の調査を行いました。
↓ CANの無線通信動画はこちら ↓
今回の試み内容
機材
・車
・CAN無線インターフェース
・タブレットPC・OBD2⇔D-Subケーブル
システム図
接続手順
1 デバイスの接続
OBD2コネクタにCAN無線インターフェースを接続します。
2 イグニッションON、無線通信
イグニッションONして、CAN無線インターフェースとタブレットPCをWifi接続します。
3 CAN通信
Wifiで受信したCAN情報を基にコンテンツを動かします。
まとめ
今回はOBD2から取得できるCAN信号のみのコンテンツでしたが、CAN仕様のわかる車種であれば各種CAN信号とコンテンツとの連携が可能です。
中継するPCを設置しないことによる省コスト化や、省スペース化のメリットなど、無線にすることでCANのモニタリング環境に自由度をもたらします。
実車のCANと連動させたコンテンツ作成はデザイン提案から行っております。また、コンテンツと合わせたインテリアの改造まで一貫して承りますので、お気軽にご相談ください。
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